「30代の既婚男性が転職前に子供の教育を見直すべき理由と2つの提案」
この記事は、30歳前後の、ご家族をお持ちの男性の皆さんに向けて書いたものです。
また、転職をお考えの旦那さまを支える、女性の皆さんにもご覧いただければ幸いです。
この記事の大元になるのは下記の記事です。乗り越えるべき11の試練のうち、「子供の教育」に関する問題について、皆さんとシェアしていきたいと思います。
転勤で影響を受ける子の教育について皆さんはどう考えますか
日本でサラリーマンを続ける場合、転職には転勤がつきものです。
皆さんは、転勤という問題に向かい合わなければなりません。
転勤を前に、取れる選択肢は二つ。
一つは、家族そろってお引越しをすること。
もう一つは、単身赴任をすること。
今日は、この「家族そろってお引越し」と「単身赴任」の間に根深く存在する、子供の教育問題という火種について、これまでと、これからの視点でご説明します。
転勤でぶち当たる、なまなましい子供の教育問題
「家族に良い暮らしをさせたい・・・」
そう考える皆さんのプランには、
息子や娘を「良い中学」「良い高校」「良い大学」に通わせたいというものが含まれているでしょう。
そのための準備として、「良い塾に通わせたい」という思いを持つのは当然です。
皆さんの中には、子供のために「あの塾のあの先生が良いらしい」「この塾は毎年●●中学に生徒を100人以上合格させている」といった情報を集めておられる方も多いでしょう。
そうして悩んだ末に「ここが良い!」と選んだ塾に入り、いざ勉強を開始!という矢先に、仕事の都合でお引っ越しをすることを想定しておいてください。
そんな現実を突きつけられると、どうなるのでしょう?
「せっかく入った塾代が無駄になる」
「転勤先の良い塾はどこかしら?」
「中学校・高校の情報を調べないと・・・」
こういった考えで頭の中が忙しくなるのは当然です。
そして、女性の皆さんは、子の将来を考える母として、こう思い始めるのです。
「転勤するなら単身赴任してよ!」
・・・声を大にして申しましたが、僕は真面目に話しています。
この試練を乗り越えて家族全員で暮らしたいのであれば、子供の教育をどうするか、誠意をもって相談しなければなりません。
ただし、具体的な案があることが前提です。
将来の引っ越しを見据えた子供の教育環境を「事前に」作り上げなければ、安心できませんから。
結論
引っ越しで教育のクオリティを下げず、家族の負担も増やさないという点を重視して、皆さんにおすすめする方針は以下の3つです。
- 通塾を重視するのはやめよう
- オンラインスクールでいつでもどこでも高品質の教育を受けられる
- 英会話ならオンラインが断然おすすめ!
それぞれ、「何も準備しないで引っ越しした場合に生じる問題」をベースに説明していきます。
通塾にこだわると生活コストが上がる
河合塾、駿台、東進ハイスクール、SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミー、浜学園、
中学受験から大学受験までの有名どころを挙げていくと、キリがありません。
バブルが崩壊して30年がたちました。少子化の影響もあるものの、不景気の中でも教育業界だけは活況です。
何を差し置いても、子供の将来に投資するというのが親心だからでしょう。
僕にも3人子供がおり、そのうちの1人は小学校3年生ですから、皆さんの心配が良く分かります。
この親心は、不安の裏返しでもあります。
何が不安なのでしょうか?
その答えは、大学受験の改革に対する不安でしょう。
2020年1月、最後のセンター試験が終わりました。
センター試験が終われば、いよいよ「共通テスト」が始まります。
そもそも「共通テスト」では、いったい受験生の何を測定するのでしょうか?
そのヒントは、文部科学省の学習指導要領にあります。
文部科学省は「 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視して授業を改善 」ということを学習指導要領の中で説明しています。
そして、これを踏まえた大学の入試制度についても、 丸暗記に頼らず、テストの中でも良く考える問題を出して、できれば記述式の解答欄を増やしなさい、というメッセージを明確に打ち出しています。
「うちの子はテストの中で良く考えて、なんてできるのかしら」
そんな不安が小学生の親にはびこり、その結果、中学受験で大学までエスカレーター式で進学できる私立学校が人気になっています。
そして、仮に中学受験をするならば、小学校4年生から6年生の3年間の塾代は、100~200万円程かかります。
なぜここまでして塾に通うのか?
それは、新しいスタイルのテストに対応できる受験ノウハウを、塾や予備校に通って身につけることが、教育業界の常識だからです。
このブログをご覧になっている皆さんも、有名どころの塾や、ローカルな個人塾に通った経験がおありではないでしょうか。
中学受験をしなくとも、中学校3年生から高校卒業までの4年間は、子供を塾に通わせることが常識だったのです。
しかし、2020年代に突入した今、通塾にこだわりすぎる必要はありません。
そして、こだわり過ぎは家族にとって良いことではありません。
その 理由を今から説明します。
首都圏や地方都市から転勤すると子供の通塾コストがアップする
転勤によって、これまで首都圏や人口の多い地方の大都市に住んでいた方々が、工場や研究所等、自家用車が無ければ不便を感じる場所に引っ越す場合があります。
地方では、有名な塾や予備校は、主要駅の周辺にありません。
生徒の集まる主要駅に作らなければ、生徒が集まらず、経営が成り立たないからです。
このような事情から、有名な大手の塾に通い続けようとすると、バスと電車を乗り継いで通わせるか、皆さんが車で送り迎えをする必要が生じます。
これはとても大変です。
子供の通塾を中心に、家族の生活が回っていく、そんな感覚に陥るでしょう。
主要駅周辺に住むと賃貸コストと通勤の負担がアップする
子供の通塾をラクにしようとすると、今度は主要駅周辺に住むということになります。
「多少家賃がアップしても、子供が一人で塾に通ってくれるなら・・・」
そう思う方もおられるでしょう。
ただ、これもメリットとデメリットがあります。
メリットは子供の通塾負担が減ること。有名な塾で良い教育を受けられること。
デメリットは、皆さんの通勤が大変になることです。
考えれば当たり前なのですが、工場や研究所は、スペースを確保するために、主要駅周辺にないことが一般的です。
このため、子供の通塾を優先すると、皆さん自身が極端に早起きしたり、帰宅時間が遅くなったり、生活が圧迫されます。
子供の通塾をメインにライフスタイルを考えるのは危険
結局、良い教育を受けさせようとすると、
「地方勤務になったら、子供のためにも単身赴任してください!!!」
という奥様の強い要望が生じます。
これが、これまでの現実でした。
通塾にこだわり過ぎると、家族のライフスタイルが固まって動きづらいということです。
「子供の通塾をメインにライフスタイルを考える」ということは、突き詰めると 「良い教育を与えるために単身赴任してくれ!」という結論に直結します。
世の中のお父さんにとっては、この提案を受けることが最大の悩みでした。
でも、この現実はインターネットの発達により、変えられる可能性があります。
わざわざ通塾しなくても、高品質の教育が受けられるとしたら、どうですか?
塾に通うより安く、ICT教育にもつながります。
転勤によって、教育の質が下がる心配もありません。
ICTを使って場所にしばられない勉強をしよう
ところで皆さんは在宅勤務をしたことがありますか?
WEB業界であれば、ネット環境があれば、大半の業務はオフィス以外でもできる、ということがあるかもしれません。
事務作業であっても、会社のノートパソコンがあれば在宅勤務ができるというのが2000年後半には広まりつつありました。
サラリーマンでも、場所を選ばず働けるチャンスがすでに与えられていました。
・・・それから10年が過ぎました。
2020年代の今、小学生でもスマホやタブレットに触れてアプリを使えるほど、ICTへのハードルが下がっています。
このICTを使った小学生・中学生・高校生向けのアプリが、驚くほど充実しているのをご存知でしょうか?
僕のおすすめは、オンラインスクールを軸にした学習法です。
オンラインスクールとしては、「リクルート」が展開するスタディサプリの小学講座・中学講座がイチ押しです。
【2020年2月19日追記】
月額1980円に値上げされましたが、 『ベーシックコースの有料利用が6か月経過毎にテキスト5冊無料送付(6,000円分相当)』というお得なクーポンがもらえるため、実質さらにお得になりました。
オンラインスクールという選択肢
さて、オンラインスクールというと、資格試験のための社会人向けサービスというイメージが強いかもしれません。
皆さんは資格試験の勉強をしたことがありますか?
僕の経験から、資格試験のオンラインスクールについては、以下のことが言えます。
■授業料が高すぎて挑戦しづらい
■講座の数が少ないので教えてほしいことを教えてもらえない
■誰にも見張られないからついついサボってしまう
これに対し、スタディサプリは全てをクリアしています。
ただしサボりについては親の若干のフォローが必要かもしれません。
スタディサプリは激安の授業料:月々1980円しかかかりません
スタディサプリは月々1980円しかかかりません。テキストも半年ごとに6冊無料でついてきます。
これでも高い!という方もおられるかもしれません。がしかし、
✅皆さんがお昼ごはんを4度、弁当に変える。
✅スタバ好きの皆さんなら、5回コーヒーの我慢。
✅アルバイトなら2時間。
✅お付き合いの飲み会を一度スルーすれば、2か月分の授業料を確保。
・・・やはり安いです。
なぜこんなに安いのか?
それは、以下の理由からです。
✅全国の小中高の学生を対象としたサービスで、会員数※が多い
※ 2019年3月末時点:国内の累計有料会員は84万人以上
✅教室や校舎を持たないので、会員数が増えてもコストが増えない
✅「教育格差をなくしたい」という創業者の強い思いに裏付けられたビジネス
3つ目の理由は、以下のインタビュー記事にも代表者のコメントとして載っています。
質の高い学習コンテンツに、誰もがアクセスできる環境をつくることが、より本質的な教育環境格差の解消につながる。
https://www.businessinsider.jp/post-205937 より抜粋
スタディサプリなら低コスト・高品質・アップデート済の神授業が受け放題
「安かろう悪かろうのサービスなんじゃないの?」
そう思う方もおられるかと思いますが、そこはご安心ください。
✅小中高校生を対象にした動画コンテンツは、2019年末時点で約4万本
✅「離脱率」を意識して分析し講義動画を撮り直してアップデート
✅「能動的に学ぶ」を助けるサービスを作る( 新学習指導要領の導入や大学入試改革 への対応)
スタディサプリは、4万本の動画をアップしたままにせず、クオリティを高める努力をしています。
大学入試改革への対応も積極的に対応する等、講師の人気や実力だけに頼らないコンテンツ作りを進めている点も好感が持てます。
ということで、クオリティや情報のアップデートについては、ご安心ください。
なにをいつ勉強したのか、得意と苦手な科目はなにか、しっかり履歴が残る
オンラインスクールの良いところは、いつ、どこで、何をしたのか、得意不得意など、履歴が残ることです。
いつも子供を見守ることはできませんので、定期的にこの履歴を見ることで、適切なサポートができますし、お子様自身も「あ、ここ復習しよう」という気になってくれたり、「苦手を隠し切れないのであきらめて親の提案を受け入れる」ようになります。
僕のところはそうなりました。テストの「こっそりポイ捨て」のようには逃げられません!
子供の勉強意欲を加速させる「サプモン」が凄い!
僕の子供も小学校4年生になる前の準備の一環で、スタディサプリのオンライン講義を受けています。
理由は2つありました。
1つは子供に勉強を教えるとき、ベースとなる動画の教材が欲しかったことです。
「Z会の問題集をやっておきなさい」など小学校3年生の子供に言っても、分からないことがあれば、やる気はすぐになくなります。
これに対し、スタディサプリは1問1問丁寧に考え方から講師が動画で説明してくれます。
動画で丁寧に説明してくれるため、分からない問題も動画を眺めるだけで理解ができるようになっています。
もう1つは、皆様におススメできる教材かどうか、親の視点と子供のハマり具合から判断するためです。
親はずっと子供に付きっ切りで勉強をサポートすることはできませんよね。
ですから、毎日30分程度自主的に動画を眺めてもらえるくらいには、スタディサプリにハマってくれることを、確認する必要がありました。
どうだったと思いますか?
結論としては、「ドハマり」です。
なぜでしょう?
それは、サプモンという、かわいいキャラクターのおかげです。
「何それ?デジモン?ポケモン?」
そんなノリですが、ようするに、勉強をすればするほどサプモン用のコインが溜まっていき、コインが溜まればサプモンのガチャを引き、成長させるためのエサもゲットできるという、まるでどこかのパズドラのような仕掛けがあるのです。
これは、、、大人でもハマりますね(笑)
我が息子にはゲーム機もスマホも与えていませんでしたから、その反動もあって、ドハマりしました。
コインは課金では手に入りません。
入手方法は「課題をこなす=オンライン講義を受ける」ことです。
つまり、
✅コインを使い切る
✅オンライン講義を受ける
✅たまったコインを使い切る・・・・
という、ポジティブなサイクルが続くわけです。
僕の子供は、サプモン目当てに毎日真面目に動画で勉強(1時間くらい)しています。
動画自体も学校の勉強より分かりやすくて楽しいと言ってます。
高校生向けにはサポートありのプランもおすすめ
「スタディサプリ」には高校講座もあります。
基本料金は、小学講座や中学講座と変わらず、激安です。
ただ、高校生の場合には、親でもわからないような問題が増えますし、より高度な勉強の戦略も必要となります。
大学受験本番前に、「自分だけで考えて受験を乗り切れ」と投げっぱなしにするのも酷なので、受験業界に精通したサポート機能付きの「合格特訓コース」についても紹介します。
まずは月額1980円の基本講座で検討し、気に入ったら合格特訓コースを試すというのもアリかと思います。
「合格特訓コース」は月額1万円程度かかるプランですので、慎重に検討されるか、1か月だけ試してみて、お子様に合うかどうかを検討してみてください。
ライザップのトレーニングをイメージいただくと分かりやすいのですが、
■合格に向けてカスタマイズされたカリキュラムを作り込んでもらう
■カリキュラムをこなし続けられるよう、定期的なヒアリングで管理し、スケジュールを修正する、といったサポートを得る
この2点が最大の特徴でしょう。
カリキュラムを作り込むというのは、受験生一人では難しいものです。
カリキュラム作りが受験のキモであり、これを適切にできるのであれば、合格したも同然です。
それができないからこそ、プロの指導が求められています。
高校生になったら、プロの指導を受けることも検討してみてはいかがでしょうか。
英会話なら月々5980円で受け放題のネイティブキャンプがおすすめ
受験勉強はともかくとして、学校の勉強だけでグローバル人材になれるか?という問題があります。
英語でコミュニケーションし、日本以外でたくましく生きていくイメージをしてみてください。
学校の授業だけで、そんな人材になれるでしょうか。
結論からいえば、そんなに甘くありません。
英語でコミュニケーションをとるためには、日本人には正しいトレーニングが必要です。
小学生・中学生の頃に必要なトレーニングというのは、ズバリ英会話です。
「でも英会話教室は高いから・・・」とお考えの皆さん、どうかご安心ください。
コスパの良い英会話教室を以下に紹介します。
自己紹介にも書きましたが、僕は独自のノウハウに基づき、TOEICスコア900を15年以上キープしています。
純粋な日本人です。語学留学などお金のかかることは一切していません。
以下の記事では、転職のための準備としてTOEICの勉強法を紹介しました。
その一環で今回紹介する「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話教室を紹介したことがあります。
オンライン英会話を利用することは、お子様の教育だけでなく、皆さんの転職の助けにもなります。
よろしければご覧ください。
小・中学生がグローバル人材になるためには英会話が大事
小学校から英語の義務教育がスタートして数年が経過しています。
この年代の子供たちに必要なのは、理論に基づく文法よりも、とにかく楽しく話すことです。
学校のように1人の先生に対して30人の子供たちがついても、トレーニングにはなりません。
マンツーマン英会話をしましょう。
30分~1時間でも良いので、毎日英語圏の方々と英語でマンツーマンのコミュニケーションをとることが大事です。
英語への抵抗感を取り除くこと、海外でたくましく生きていける力をつけ、将来グローバル人材として活躍できるようになるためには、それが最優先です。
ネイティブキャンプであれば、月々5,980円で、何時間でも話したい放題です。
とはいえ、他にもやることが山積みの小中学生の皆さんです。
毎日2コマ50分のマンツーマン英会話レッスン。
このぐらいなら、楽しんでトライできるのではないでしょうか。
英会話教室に通うなら10万円以上かかります。
ネイティブキャンプなら月々6,000円もかかりません。
トライアルで7日間無料です。
ご家族の揃った土日にお試しいただくのをお勧めします。
やる気さえあれば最高の教育が受けられる、良い時代になりました。
終わりに:転職が子供の教育に影響を与えないようにする
サラリーマンには転勤がつきものです。
転勤をしない選択肢もありますが、年収アップのためには転勤ありの条件を受け入れることもあります。
子供の教育を重視するあまり単身赴任が必須というこれまでの常識を変えましょう。
オンラインスクールを使えば、皆さんの家族にあったライフプランの実現に繋がります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考:こんな人がブログを書いてます。
参考:給与アップのためのTOEICの勉強法はこちら
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