はー、今日もしんどいわぁ。夜泣きもひどいし全然寝れない・・・
ただいま~。明日は休みだから、『たまには』僕も『手伝うね』!
イクメン頑張るよ~
(いや、『手伝う』じゃねーだろ!)
もういい・・・実家帰る・・・
こんなお話が皆様のご家庭でくりひろげられたこと、ありませんか?
子育てについての旦那様の当事者意識が無さすぎてウンザリ!
子育ての苦労や育児ストレスについて、旦那様が全然わかってくれない!
そんな皆様に今回お伝えしたいことは、使えない旦那さまと無関係に活用できる育児ストレスの解消法です。
なお、この記事のテーマである「育児ストレス」の原因である「妻側のワンオペ育児」は、「30代の既婚男性が転職で乗り越える11の試練と対策」の一つです。よろしければこちらの記事もご覧ください。
結論
今回お伝えしたいことは以下の5点です。
- 旦那はいてもいなくても大して役に立たない
- 育児ストレスに効くのは「一人時間」と「睡眠」
- 旦那さまを使えるようにするためには時間がかかる
- 使えない旦那さまより使える行政サービスに頼る
- 子供を泊まりで預ける子どもショートステイの活用
旦那はいてもいなくても大して役に立たない
この記事をお読みの方は、おそらく「育児」や「夫(旦那)」というキーワードで検索をしてお越しになった方が多いと思います。
僕もこの記事を書くにあたって、「育児ストレス」のキーワードで検索をしてみたのですが、世の中の男性にとって、大いに反省すべきキーワードが候補としてバシバシと浮かんできました。
例えば「育児」「旦那」と検索すると、検索候補として浮かんでくるキーワードは、以下のものでした。
✅育児 旦那 使えない
✅育児 旦那 嫌い
✅育児 旦那 ムカつく
✅育児 旦那 イライラ 離婚
✅育児 旦那 わかってくれない
✅育児 旦那へのストレス
ここで判明したのは、一般論として旦那さまは子育てに全く役に立っていないどころか、いるだけでストレスをまき散らす場合も多いということです。
男性の皆さん、思い当たることはありませんか?
僕はこれらのキーワードを面と向かって言われることがあるので、グサッと来ました。
女性の皆さんは、旦那さまが戦力外で「使えない」し、「むしろ邪魔者!」と共感いただける方が大半なのではないでしょうか?
そうでなければ、旦那が使えないというようなキーワード候補がバシバシ上がる結果になっていませんからね。
そんな育児ストレスにまみれた子育て中の皆さんに向けて、僕の家庭で実際に検討したことのある制度について、シェアしたいと思います。
育児ストレスを解消するためには「一人時間」と「睡眠」が重要
ここに興味深いアンケート調査の結果があります。
オウチーノ総研が、首都圏在住の20~45歳の子どもがいる既婚男女700名を対象に行った「『子育て』に関するアンケート調査」を読み解いてみました。
このグラフは、「育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?」より引用したものをベースに、点線赤枠とその説明を追記したものです。
このアンケート調査の結果によれば、女性側のストレス解消法として挙げているのは、男性に多かった「夫婦でコミュニケーションをとる」や、使えない旦那こと「配偶者に頼る」を押さえて以下の4点が最上位でした。
✅睡眠をとる
✅一人の時間を作る
✅ママ友と話す・ママ友と相談する
✅美味しいものを食べる
このアンケート結果からわかるのは2つです。
一つは、男性は「夫婦でコミュニケーション」をとらなければ女性が求めることを理解できない鈍い生き物であることです。
つまり、「睡眠をとる」や「一人の時間を作る」といったことすら、「言葉で言われなければ分からない」という、鈍感な使えない生き物ということです。
もう一つは、女性が求めているのは、「子供からフリーになる時間」がなければ実行できないことばかりということです。
これを見ると、コアな部分で世の中の旦那様は奥様の思いを全くくみ取れていないということが分かります。
旦那がなんであんな鈍いのかわからん!!!
そんな皆さんは「夫のトリセツ」というベストセラー書籍をご覧になってください。
旦那さまがいかに女性と異なる生物なのか、ご理解いただけると思います。
きっと驚きますよ?
旦那さまを使えるようにするためには時間がかかる
サラリーマンの家庭でよくありがちなのですが、土日に子供の面倒を旦那に頼むと、奥様にかえってストレスが溜まるということがあります。
旦那は「ちゃんとやった」つもりになっているのですが、奥様からするとイマイチなようです。
なによ!部屋はグチャグチャ!洗濯物のたたみ方もおかしい!掃除もいい加減!なんでこんなに何もできないのよ!!!
全国の奥様!申し訳ありません!!!
耳の痛い話ですが、要は妻の求める家事クオリティに、夫の能力が全くついていけない状況です。
誤解を恐れず申しあげるならば、男性側も奥様の「フリーな時間」を作るために頑張っています。
・・・が、ご存知のとおり、大半の男性は気が利かず、育児や家事については使えない生き物です。
奥様の期待に100%答えるというのは、悲しいのですが、できそうにありません。せいぜい30~60%です。
それでも、心優しい奥様から「ありがとう」という言葉をもらうこともあります。
ここで旦那さまは調子に乗ってはいけません。
妻からもらえる「ありがとう」という言葉は
(言ったことしかやってくれないし、掃除も雑だし、洗濯物のたたみ方も気になることばかりだけど、やってはくれたから)ありがとう(と言っとかなきゃね。すねるし。)
という含みがあることを、世の中の男性は謙虚に受け止める必要があります。
つまり、何を申し上げたいかというと、
「男性を育児の戦力として育てるためには、気を遣いながら我慢して数か月かかる」
というのが実際だということです。
これが、「育児ストレス×旦那×使えない」という検索キーワード候補に繋がっているのでしょう。
こんな情けない考察をしておいて申し上げるのもなんだか苦しいのですが・・・
戦力外の旦那さまを抱えて育児ストレスに追い詰められた場合の対処方法を準備しておくのは、旦那さまの教育よりも重要です。
使えない旦那さまより使える行政サービスに頼る
大事なことですから繰り返します。
戦力外の旦那を鍛えるのも重要ですが、それと並行して、確実に使える行政サービスの検討をしませんか?
行政サービスを受けつつ、戦力に仕上がった旦那さまとの2人態勢で育児に取り組めれば、たとえ大人2人がインフルエンザでダウンしても、子供の命は守れます。
ワンオペ育児ならなおさら行政サービスを受けることは重要です。
一時預かりは「日帰り」よりも「一泊以上」がお勧め
さて、子育て中の女性の皆さんには言うまでもないのですが、世の中の使えない旦那の代表として、僕の体験をお伝えします。
男性の皆さん、子育て中の奥様に一番喜ばれることって何だと思いますか?
家に早く帰ることでしょうか?
コミュニケーションの時間を設けることでしょうか?
有給休暇をとって、家事・育児を頑張ることでしょうか?
いいえ、違います。これらは「そんなのやって当たり前」のお話です。
僕がここ数年で一番喜ばれたのは、
✅妻を家に残し、子供(たち)をつれて、どこか(実家でもどこでも)で1泊以上とまる
このイベントでした。
つまり、子供の気配を一切消して、「一人時間」や「睡眠時間」、できた時間で「美味しい食事」や「気分転換」ができる環境を作ることでした。
家族全員の家族旅行よりも、妻と別行動の家族旅行の方が喜ばれるというのは男性には衝撃かもしれません。
しかし、
「久しぶりに子供を気にせずゆっくり眠れた。保育所の一時預かりだと時間を気にしなくっちゃいけないからしんどいのよね。」
と笑顔で言われたときに、はじめて妻の本音に触れたような気がしたことを覚えています。
「ゆっくり寝る」ことも赤ちゃんがいるとできないんだよなぁ・・・
いつもありがとうございます。
ショートステイ制度の提案
以上の体験を踏まえて、僕と妻が実感したのは、
「定期的に子供と1日以上離れる時間を設けるのは、育児ストレスの解消に有効」
ということでした。
使えない旦那であっても、
✅子供を連れて実家に遊びに行く(泊りがけ)
くらいは意識すればできますよね。
とはいえ、ご実家が遠いご家庭や、そもそも旦那が単身赴任中であてにならない奥様の場合を考えなければなりません。
それでは、どのような方法があるのでしょうか?
僕は、「子どもショートステイ(短期入所生活支援)」という行政サービスの活用を提案します。
預かってくださる施設は「乳児院」または「児童養護施設」です。
赤ちゃんを1泊以上預けるのって、大丈夫かしら・・・
と抵抗がある方もおられますよね?そんな皆さんは、育児に対する責任感がある素晴らしい親御さんなのだと思います。
でも、どうか自分を追い詰めないでください。
育児ストレスで追い込まれ、子供に当たってしまったり、よりエスカレートしてしまうこともあるのです。
そんな状態に追い込まれる前に、行政のサポートを得て子供を守るのは、何も恥ずかしいことではありません。
本来、子育ては一人で行うものではありません。
サザエさんを思い出してください。
昭和の時代は大家族の中で子育てが行われていましたよね。
タラちゃんの周りにはカツオがいて、ワカメがいて、波平やフネさんがいる。ご近所さんも多いですね。
大家族は減ってしまいましたが、代わりに行政サービスは充実した良い社会になりました。
僕らは、「せっかくの行政サービスなんだから全力で活用する!」というくらいの感覚を持つのが良いと思います。
概要と利用目的
さて、子どもショートステイ(短期入所生活支援)というサービスは、市が運営しています。
ここでは、川崎市の例をとって簡単にお伝えします。
子どもショートステイ(短期入所生活支援) とは、各家庭で「一時的に育児が困難な場合」に、原則6泊7日以内で子供を預かっていただけるサービスです。
具体的には、以下のケースが挙げられています。「育児疲れ」も利用の理由にありますので、遠慮なく問い合わせをしましょう。
✅保護者の病気や出産
✅育児疲れ
✅看護疲れ
✅冠婚葬祭
✅出張
✅事故 など
利用方法について
実際に問い合わせをして教えていただいたことを書きます。
簡単に言うと、以下の4つのステップが必要です。
✅市や区の担当者・課(川崎市の場合は「こども未来局児童家庭支援・虐待対策室 :TEL 044-200-0132 」)に連絡する。
✅担当者からの説明を電話や窓口で受ける。
✅「預ける前に」親子で「施設」へ訪問し、施設管理者と面談をする(HPには載ってません)
→持病やご家庭の環境等を事前に説明することで、緊急な預かりにも対応いただけるよう情報共有をすることが目的です。
✅9時から17時(施設により18時)までの間に入退所のために、子供を連れていく(迎えに行く)
費用
行政サービスということもあり、安価です。具体的には、 1日あたり4300円(2歳以上の場合は2350円等、ケースバイケース) で利用できます。
なお、生活保護世帯や一定の所得以下の世帯の場合は減免も受けられるため、詳しくは市や区の担当者に電話相談してください。
この取り扱いは、それぞれの市や区で異なるものです。
気を付けること
このサービスは、何も手続きをせず、「困ったからすぐに使える」というものではありません。
「本当に困る前に、もしもの場合を想定して事前に「施設管理者と面談」まで済ませておく」ようにしましょう。
これはあらゆる行政サービスに言えることですが、以下の3点を意識してください。
✅行政は貴方が困っていることを知らない
✅困っていることを伝えるのは貴方の仕事
✅案内された手続をするのも貴方の仕事
以上の3点をきちんとしておけば、行政サービスは頼りになるものです。
困ったら相談に来てくださいね!
行政は困った人の味方です!
まとめ:行政サービスを利用するのに遠慮してはいけない
今回は、育児ストレスを解消するのは「一人時間」や「睡眠」が重要というお話をしました。
ただ、旦那さまを育児の戦力に鍛えるためには時間がかかり、そもそもそれがストレスになることもお伝えしました。
旦那さまが育つ前の危機を乗り越えるために、確実に使える行政サービスである「子どもショートステイ」の活用を検討いただくのも良いと思います。
僕の意見はだいぶ偏っていることを自覚しておりますので、「その考えはちょっとどうかと思います!」などのご意見がいただけると嬉しいです。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
参考:自己紹介はこちら
参考:TOEICの勉強法はこちら
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