ハモ先生、お金の勉強って何すればいいの?
サラリーマンには勉強のチャンスがないもんね。
よし、ではコツを教えてあげるね!
この記事は、これから就職をする大学4年生から家族を持つサラリーマン世代に向けたものです。
サラリーマン生活を始めると、世間で騒がれる「ふるさと納税」や「iDeCo」といったものに触れることが多くなります。といっても実際にはやったことが無い方が多いのではないでしょうか。
やったことが無いのは、わざわざ手間をかけてやるメリットを感じられないからだと思います。仕事でクタクタなのにリサーチするのも大変。休日はやりたいことをやるための時間だから節税なんて疲れることを考えたくない。そういう方が大半だと僕は思います。
でもそうやって放っておくと、確定申告したら帰ってくるはずのお金に気づけません。
今日はそんな皆さんに向けて、節税対策の第一歩として何を考えればいいのか、その知識をどうやってラクに得るのか、ということを紹介したいと思います。
結論
この記事でお伝えしたいものは4点です。
- 確定申告の表を見て、学びたい節税テーマに狙いを定める
- 本を読むよりもまずは無料セミナーがお勧め
- ふるさと納税は大雑把に考える
- 副業を考えるなら「個人事業主」の節税ノウハウ本がお勧め
以下、一つ一つ説明します。
まずは確定申告の項目から学ぼう
まず、この表をご覧ください。 国税庁の確定申告書Bの記入例をベースにサラリーマンが何をすれば節税になるのかを解説したものです。
「所得から差し引かれる金額」の中でも、 「通院・薬代」「iDeCo」「保険の見直し」「ふるさと納税」「扶養家族」とあります。ここで、 「iDeCo」「保険の見直し」「ふるさと納税」については自分でコントロールできるものです。
様々なブログで紹介されている節税の用語ばかりですが、表で確認すると明確になりますね。
今回は、「どうやって制度を勉強すれば良いの?」という趣旨ですが、節税の概要を説明した記事を紹介しますので、合わせてお読みください。
保険の見直しのやり方
コツは、専門家に聞いてみることです。主な理由を挙げます。
ライフステージによって必要な保険プランは変化していきます。その都度ネットで調べて「A社の保険がいい」「B社の保証はいまいち」と言っているのはとても疲れます。そして、契約したあとに「C社のプランが一番良かった!」という後悔にもつながります。
これを回避するためのやり方として、以下の流れが適切です。
■保険のプロに無料相談をする。複数の相談をしても良い。
↓
■納得すれば契約/納得できなければプロからの情報を参考に自分で検索
僕のお勧めの無料相談プランは以下の通りです。相談を受けるだけで商品券がもらえるので、時間のムダにはなりませんね。勉強できて、お金(商品券)ももらえる、最高です。
僕自身、ライフステージの変化に伴い、この10年間で無料サービスを5回以上受け続けています。そのたびに商品券やキャッシュバックを頂いていますが、契約はしたりしなかったりです。
保険の無料相談【保険ランドリー】
特徴を挙げます。
- 自宅やカフェ等、指定した場所で無料相談ができる。
- 「ライフステージ」「家族構成」「加入中の保険情報」等の情報をベースに具体的なプランを提示してくれる。
- 無料。むしろギフト券がもらえる。
- プランが気に入らなければ契約しなくて良い。
無料の理由
保険のセールスというのは歩合制だからです。
お客さんの気に入ったプランが提供できて契約までたどり着けば、担当者には保険料×●●%という形で報酬が入ります。
ですから、気に入らなければ契約しなくて良いのです。もちろん良いプランを提案してくればお客さんにとってメリットになります。
そして、良いプランを提案してくれる担当者には、「次回も相談に乗ってほしい」という繋がりができますから、商品券やキャッシュバックを払ってでも無料相談で顧客の開拓をしたい、というのが彼らの本音です。
1人で悩まず気軽に受けてしまいましょう。 相談をしたからと言って、皆さんが支払う保険料が高くなったりしませんからご安心を。
iDeCo(確定拠出型個人年金)を学ぶ方法
SBIや楽天、りそな等に代表される銀行から多数のサービスが提供されていますが、そういったサービスを受ける前に、まずは無料セミナーで勉強するのが良いと思います。
僕も気になるセミナーにアフターファイブや土日を使って出席していました。
アットセミナー
特徴を挙げます。
- 日本最大級の無料マネーセミナーのサイト。
- マネープランの考え方を知りたい方向け。
- テーマを絞ったセミナーを選択できる。
- 無料。スイーツ&交通費がもらえます。
無料の理由
このサイトを運営している会社のビジネスモデルに関係するのですが、講師とお客様の出会いの場を提供することで、講師から手数料をとって収益を上げているからです。
講師は、セミナーに来る皆さんを将来の見込み顧客へ有益な情報を提供し、「この講師にもっとアドバイスをいただきたい!」と思った方と、その後のビジネス(有料コンサルティング、不動産の仲介、金融商品の提案 etc.)に結び付けようとしています。
ということで、 良いプランを提案してくれる担当者には、「次回も相談に乗ってほしい」という繋がりができますから、セミナー運営会社に手数料を払ってでも顧客の開拓をしたい、というのが彼らの本音です。
気に入らなければ契約しなくて良いのは保険の相談の場合と同じです。もちろん良いプランを提案してくればお客さんにとってメリットになります。
なお、デメリットというほどではありませんが、いくつか難点があります。
- 若干聞きたいテーマのセミナーを探しづらい
- 主要都市の主要駅周辺にセミナー会場が限られる
「iDeCo」「保険」というようなキーワードで検索できる機能があれば良いのですが、未対応なのが少し残念です。
セミナー会場の制約はありますが、土日も開催しているものが多いため、是非ご検討くださいね。
おまけ:ふるさと納税
「さとふる」や「ふるナビ」等の特設サイトが増えているので、それを紹介しても面白味はありません。ですから、未成熟であるものの面白い試みをしているサイトを紹介します。
ふるサポーターズ
このサービスの特徴は、シンプルです。手間をかけずに間違いない品物を選ぶこと。
もう少し具体的に申しますと、
- 業界唯一の自動寄附代行サービス
- 返礼品はこだわりの逸品。魚沼産コシヒカリ。
- 多忙で手続きに時間を掛けたくないない方はあれやこれや選ぶのも面倒。だけど良いものが食べたい!そんな人向け。
このような具合です。
コスパの点で肉がお得!という風に思われがちですが、元々値段の高い畜産品なのでコスパが良いように見えるのは当たり前です。仮に2万円の寄附の返礼品で牛肉が2キロ届いたからといって、焼き肉でもやれば3日ほどしか持ちません。
日常的に食べるものの中で最もコスパが良いのがお米。その中の最高級品ということであれば、間違いないでしょう。
ということで、「考えるのも面倒」「手続きも面倒」という方のための特殊なサービスを紹介しました。年収や家族構成に応じてふるさと納税の上限(お得という意味で)が変わりますので、忙しい貴方のためのふるさと納税【ふるサポーターズ】のサイトでご確認くださいね。
読むべき書籍
正直に申しますと、「保険」「iDeCo」「ふるさと納税」についてはお得な書籍というのはありません。無料セミナーに参加した後、ネットで検索すれば十分です(保険については法人保険を除きます)。
一方、副業を検討される皆さんにお勧めする「個人事業主×節税」の本あります。
完全版無税入門[只野範男]
30年間サラリーマンとして所得税・住民税を払わなかった(合法的に)人の本です。
読みものとしても刺激的で面白いのですが、ポイントは
■個人事業主として売り上げがさほど出ていない時期の効果的な節税
についてノウハウが語られていることです。
特に、「アフィリエイトビジネス」や「せどり」の副業を検討される方には役立つと思います。
まとめ
以上、 「保険」「iDeCo」「ふるさと納税」 についての学習の始め方について、説明しました。
様々な思惑がある無料セミナーや無料相談ですが、思惑を理解してさえいれば、有益な情報を得る場になりますので、是非ご検討くださいね。
本日もありがとうございました。
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