TOEICスコアの次は「国家資格」を目指す。生涯年収アップのチャンス!
こういったことを本日はお伝えしたいと思います。
TOEICの勉強をやめるとスコアが落ちるのは仕方がない
TOEICスコアは勉強をやめると落ちます。
これはよく考えたら当たり前で、大学生が受験勉強から解放されたら急に受験の知識を忘れてしまうとか、思い当たることが皆さんおありだと思います。
これはもう、仕方がありません。
英語ばかりやっていられないというのが現実
学生の頃は時間が自由になるので、英語もやるし、バイトもやるし、学校にも行く、というのが成り立ちます。でも、社会人になったらどうでしょう?
会社に行って、仕事をして、定時にあがっても家に着くのは7時過ぎ。無理やりモチベーションをあげて脳が疲れる英語の勉強にいそしんで、それ以外にもプライベートでのお付き合いもあるし、好きなこともやりたいし・・・・
そこに家庭を持って、子供が生まれたら・・・子供が起きている時間に何かするのはほぼ無理ですね・・・
そんな中で、「資格試験にチャレンジする」というキャリアアップのモチベーションが湧いてきたら、どう時間を作り出しますか。
僕はこう思いました。「せっかくTOEICを頑張ったのに、スコアを落としてまで他のことをやるのは意味ないんじゃないか・・・」と。
それはそうです。大学生時代から大学院生まで、途中休憩をはさんだとはいえ、英語の勉強は生活の一部です。それをやめて、別のことにチャレンジするんですから。
成功体験があるので、そこからはずれて新しいチャレンジをするのが怖いし辛いし受からなかったどうしよう?という気持ちが湧いてくるんです。
それでも目指すべき!キャリアアップ
僕の経験ですが、それでもキャリアアップを目指すべきなんです。サラリーマン、特に新人に近ければ近いほど、国家資格の取得にいそしむべきだと思います。
理由はさまざまですが、平たくいうと、「英語」と「資格」や「実務経験」の掛け算でサラリーマンの評価が決まると思っているからです。
例えば職業人として、どちらを信用しますか?人格は普通だとしてです。
■財務部所属。実務経験は3年。公認会計士補の資格持ち。
■財務部所属。実務経験は3年。資格はない(実務に資格は不要との持論)
僕なら、圧倒的に公認会計士補の方を信用します。同じアドバイスを受けるにしても、資格によって証明された正しい知識、正しい知識によって選択されたアドバイスというのは、非常に強力なツールです。
国家資格は伊達じゃない!
それに、伊達や酔狂で資格試験に合格するのは不可能です。1000時間以上は時間を投資し、自腹を切ってスクールに通いながら日々の誘惑を断ち切り、眠い目をこすりながら試験を受け続けるのは、学生だけでなく、サラリーマンにとっては苦行です。
それでも僕は断言します。あなたの従事する日々の業務に国家資格が関わるのであれば、数年間の余暇を資格試験に投資しても、それによって得られる経済的利益ははかりしれません。
一例をあげますね。
これは某企業のルールにあったと友人から聞いたことのため、細部の正確性はご容赦いただきたいのですが、業務に関わる資格として弁護士・公認会計士・弁理士(特許等の知的財産を扱う独占資格)については、月々+5万円が資格手当として支給されるとあるようです。ボーナスにも反映されるとのことです。
それだけ価値があるということですね。これに残業代やらなんやらも不可されると、純粋な年収で100万円ほど上昇するでしょうし、資格保持者だからこそ受けられる恩恵(優先的に海外研修に出かけられる・不本意な移動先から逃げられる・昇進に対する肯定的な評価が得られる)もついてきます。一生涯の経済効果は計り知れません。
それに、資格保有者はローンを組むのにも非常に有利です。これは機会があれば、お話します。
転職でキャリアアップにも有利!
それ以外にも、より良い条件の企業へ転職することも容易になります。というか、国家資格をとった人は転職しやすいという業界の通例があるので、企業としても厚遇せざるを得ないのかなと、20代の頃の僕は思いました。
20代の方は是非ご覧いただきたいのですが、若いうちは、実務経験で差が出にくいため、「資格保持者は厚遇」という募集が非常に多いです。
転職先候補の年収は就職四季報で確認しましょう。
僕は、大学院を卒業してから4年、家族の協力もあり、なんとか資格試験に合格しました。そして、「英語」×「資格」×「実務経験」で転職。ギリギリ20代でした。
転職先にもよりますが、実際、転職によって年収が大きく伸びた経験がありますので、20代の皆さんは、「資格」×「英語」という武器をアピールして、キャリアアップを目指してください。
TOEICスコアは短期間で取り戻せます
最後に、一度落ちたTOEICスコアを取り戻すのには、そこまで時間がかからないことをお伝えして、今日の雑記を終えたいと思います。
テクニックに走らず、自力を挙げるためにシャドーイングに取り組んだことは無駄になりません。勉強していた当時のツールを一つずつおさらいし、取り戻していけば、1か月程度の集中学習でもスコアは取り戻せます。僕は、大体全盛期の9割5分くらいのスコアまで取り戻しました。スコア900くらいだったと思います。
これは、「転職活動」を開始した直後に必死になって頑張るというのが最も効果的です。モチベーションが上がれば、スコアも上がります。
まとめ
■TOEICスコアの目標達成後は国家資格を目指す
■TOEICスコアは短期間で取り戻せる
■国家資格を目指すなら、大学生のうちか、就職後数年の間
■資格試験保有者が厚遇される20代に転職をしよう
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